フリーランスとして活躍する場合

コーダーの仕事は、Webデザイナーが作ったデザインを、実際にWeb上で確認できるようにすることです。コーダーになるには、HTMLやCSSを効率よく運用するスキルが必要不可欠といえます。また、コーティングの際はSEOを考慮しなければならない場合もあるので、SEOに関する知識も習得しておくと周囲からの評価が高まるでしょう。コーダーは、これから作成しようとしているWebサイトが何の目的で、どのような人たちが利用するのかをあらかじめ把握したうえで、作業に入ることが重要となってきます。なお、需要はIT系企業だけでなく、一般企業やオンラインショップを運営している店舗などにも広まっているのが現状です。そのため、会社員としてではなく、広く活躍できるフリーランスのコーダーを目指している人も増えてきています。

フリーランスのコーダーにおける単価相場は、スキルや実務経験によって決められるのが常です。例えば、未経験に近いコーダーであれば平均的な月収は20万円から25万円ですが、5年以上の実務経験者となると月収が40万円以上になることも少なくありません。ただ、この単価相場は他の仕事に比べると低いのが現状です。しかし、Webデザインのスキルを習得していれば、単価相場は上昇する傾向にあります。そのため、Webデザインとコーティングができるコーダーを目指す人も少なくありません。このように、コーディングの他にも複数のプログラミング言語やデザインを学ぶことによって、フリーランスのコーダーとしてさらなる収入アップを目指せます。