Webサイトを構築する際には、HTMLやCSSなどのコンピューター言語を使用します。それらの言語をWebデザイナーやWebディレクターの指示に従って、コーディングしていくのがコーダーの主な仕事です。
コーダーからキャリアアップするためにまずやるべきことは、コーディングスキルの向上です。SEO対策を意識したコーディングスキルを身に着けておけば、より重要なWebサイトの構築を担当できるようになります。キャリアアップしたいならば、HTMLやCSS以外の言語のスキルも身に着けておかなくてはなりません。JavaScriptやPHPなどの言語が使えるようになれば、フロントエンドエンジニア職やマークアップエンジニア職への道が開けてきます。コーダーからキャリアアップして、プログラマーを目指すなら、Webプログラミングで用いられることが多いJavaを勉強しておくとよいでしょう。SwiftやKotlinなどの言語も身に着けておけば、スマートフォンやタブレットのアプリ開発にも携われるようになります。近年は、人工知能への注目が高まっています。Pythonを学んでおけば、機械学習の分野で活躍できるプログラマーやエンジニアになれるでしょう。デザインの分野に興味があるならば、WebデザイナーやUIデザイナーへのキャリアアップを検討してみるとよいかもしれません。文章を書くのが得意な方ならば、Webライターとして活動する道もあります。
このように、コーダーからキャリアアップする道は、色々とあります。自分の興味や適性を考慮した上で、どの道へ進むのかを決めるとよいでしょう。